書籍700冊のデータ化、ついに終わりが見えてきた!

部屋の整理

家庭のスペース確保のために、長らく進めてきた書籍のデータ化が、ようやくゴール目前になりました。今回は、その奮闘の記録を少し振り返ってみたいと思います。

書籍のデータ化に踏み切った理由

きっかけは、家族との生活空間をより快適にしたいという思いからでした。我が家は70平米と決して広いわけではありません。子どもが2人いると、どんどん物が増えていきます。その中で、私の書籍がかなりのスペースを占領していました。

我が家のキシリア(我妻)からは、「何年も読んでいない本は、今後も読まない。捨てるべき。」という至極まっとうな意見をいただきました。たしかに家で本をじっくり読む時間はほとんどありません。スマホの使用すら制限がある我が家では、読書の時間を確保するのは至難の業です。でも、だからこそ隙間時間を活用して読みたい。そして、子どもたちが学生になれば、学習机、ベッドも必要になり、自分のスペースは返上しなければならない。そう考えて、思い切って書籍をデータ化することにしました。

データ化のための環境と苦労

ここからは、実際の作業についてです。まず、使用した機材ですが、長年酷使してきた裁断機とスキャナーをフル稼働させました。

しかし、さすがに無理をさせすぎたのか、裁断機の刃は欠け、受け木も消耗し、切れ味はかなり悪化。ビジュアルが重要な本をスキャンしようとすると、データに線が入ってしまうこともしばしば……。本当はすぐにでも買い替えたいのですが、そこはコストとの相談。とりあえず、文字中心の本を優先的に処理し、ビジュアル重視のものは後回しにしています。

本当に手元に残すべき本とは?

そんな中で、どうしてもデータ化しづらいものもあります。例えば、見開きで使う単語帳や、絶対に原本として手元に置いておきたい本。これらは無理にデータ化せず、厳選して残すことにしました。そして、ガンダム関連の書籍のデータ化は慎重にならざるをえまさん。

このあたりの判断基準については、すべてをデータ化するのが目的ではなく、快適な生活空間と効率的な読書環境を両立させることが大切なのだと実感しました。

次のステップ:iPad活用でさらに快適に

データ化した本を読むためのデバイスとして、現在iPad Proの導入を検討しています。移動時間やちょっとした空き時間にストレスなく読める環境を整えることで、ようやくこのプロジェクトが完成に近づきます。

そして、次の課題は裁断機とスキャナーの新調。今度こそ、サクサクと切れる裁断機で快適に作業を進めたい……!

こればかりは、次回の「キシリア会議」で承認をもらわなければなりませんが。

まとめ

700冊の書籍のデータ化は、簡単な作業ではありませんでした。でも、生活空間の確保と効率的な読書環境という二つの目的を叶えるための、大きな一歩を踏み出せたと思います。

もし同じように書籍のデータ化を考えている方がいれば、裁断機・スキャナー選びや、どの本をデータ化してどの本を残すかといった「戦術」について、ぜひ参考になれば幸いです。

いずれ「裁断機とスキャナーを新調しました!」という報告ができるよう、引き続き奮闘していきます。

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