先日、長女の保育園参観に行ってきました。日頃の園での様子を見られる貴重な機会であり、家庭とは違う子どもの姿を見ることができました。
その中で、特に印象に残ったのが先生の子どもたちへの接し方です。
子どもたちに「決めさせる」
園では英語や食事の時間は決まっていますが、それ以外の時間の使い方について、先生は子どもたちに決めさせていました。たとえば「片付けを何分前から始めるか?」という場面では、先生が一方的に「何分前に片付けましょう」と指示するのではなく、
「みんなで決めていいよ」
と、子どもたちに選択を委ねていました。この言葉がとても印象的でした。
子どもたちは「5分前がいい」「いや、10分前がいい」と意見を交わし、最終的には年長の子どもたちにも意見を聞きながら決めていきました。先生はそのやり取りを見守りつつ、「心配な人は10分前から片付けをするのではどうかな?」と、上手にまとめていました。
親としての学び
この場面を見て、私自身の子どもへの接し方を振り返りました。親としては、つい予定を一方的に決めてしまいがちです。「そろそろ片付けなさい」「〇時には出発するよ」と、親の都合で決めてしまうことがほとんどです。
しかし、先生のように「子どもたち自身に決めさせる」「意見を出し合う」というプロセスを取り入れることで、子どもたちは自分で考え、納得して行動できるようになります。これは、自立心や協調性を育む大事な要素なのではないかと感じました。
これから実践したいこと
家庭でもこの考え方を取り入れてみようと思います。
例えば、
- 夕飯の片付け時間を子どもと話し合う
- お風呂に入る時間を決めさせる
- 休日の過ごし方を一緒に考える
といった、小さな決定から始めてみようと思います。親が押し付けるのではなく、子どもが自分で考え、意見を言い合いながら決めることで、少しずつ主体性を伸ばしていければと思います。
今回の保育園参観を通じて、親としても多くの学びがありました。やはり、子どもたちの成長とともに、親も成長していかないといけませんね。
ジークジオン!