わが家の長女は、小学校入学前に補助輪なしで自転車に乗れるようになりました。今回はその過程で実践した工夫や経験を記録として残しておきたいと思います。
1歳で変形式のスクーターを導入
最初に導入したのは、1歳のときに購入した変形式のスクーター（スクートアンドライド(Scoot and Ride)です。
これは「スタンドモード」「サドルモード」は工具無しで切り替えが可能。わが家ではこのバイクをお出かけ用アイテムとして頻繁に活用していました。
遊び感覚でバランス感覚を養えたのが、のちの自転車習得に大きく寄与したと感じています。
現在は次女がよく使っております。途中ガタが来ましたが、ネジを巻いて直し、現在に至るまで5年間お世話になっています。
3歳でペダルなしの自転車を購入（しかし…）
次に購入したのは、いわゆる「ペダルなしの自転車」。こちらはあまり使われず、現在も使われず寂しそうに廊下に置かれています。理由としては、変形式のスクーターのほうが慣れていて、扱いやすく、何より乗るのが楽しかったからだと思います。
4歳のクリスマスにペダル付き自転車をプレゼント
いよいよ本格的なチャレンジです。4歳のクリスマスにペダル付き自転車を購入。2年間補助輪は取れませんでしたが、自転車に乗ること自体は楽しんでいました。小学校への進学直前になり、我々夫婦は焦り出しました。
入学直前の友だちとの練習
補助輪は前触れなく外して練習をしていました。突然、最初はうまくいかず、倒れてしまいました。本人も自信をなくしがちでした。
バスタオルを体に巻いて親が上に持ち上げる形で走行の練習もしていましたが、これはうまく行っていました。ただ、これもバスタオルに、依存してしまい、自分1人で走行するのには壁がありました。
友だちと一緒に練習、でも先に乗れるようになったのは友だち
幸い、仲の良いお友だちも同じタイミングで自転車練習を始めていて、一緒に取り組むことができました。ただ、先に乗れるようになったのは友だちの方。
それが長女のプライドを刺激して、少しへそを曲げる場面もありました。
真似から始まる成功体験
そのときに伝えたのが、「お友だちのこぎ方をよく見て、真似してごらん」という一言。観察力をフル稼働させて、何度も何度も練習を繰り返しました。
するとある日、「できた！」という瞬間が訪れたのです。あの笑顔と達成感に満ちた表情は、今でも忘れられません。
まとめ：自転車習得のカギは「友達」「観察と反復」「親の根気（？）」
子どもが補助輪なしで自転車に乗れるようになるまでに必要なことは、「仲間の存在」「そして真似して試す姿勢」「子どもがへこたれそうでも励まし続ける根気」だと思います。
わが家の経験が、同じように悩んでいるご家庭の参考になればうれしいです。
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