3月3日は桃の節句、ひな祭り。
娘の健やかな成長を願う日本の伝統行事ですが、準備や進行は母親が中心になりがちです。
では、父親はどんな役割を果たせるのでしょうか?
この記事では、わが家の体験を交えながら、父親がひな祭りにどう関わると良いかを考えます。
ひな祭りの意味を知る
ひな祭りは平安時代の「ひな遊び」が起源とされ、女の子の健やかな成長と幸せを願う行事です。
雛人形を飾り、桃の花やひし餅を用意するのは、子どもの未来を思う親の祈りの形とも言えます。
父親としても、この意味を理解し、子どもに簡単に伝えることが大切だと感じています。
父親にできる役割
1. 雛人形の準備・片付けを手伝う
人形は飾るだけでなく、出す時期や片付けのタイミングも重要です。
「お父さんが一緒に出してくれた」という思い出は、子どもにとっても印象に残ります。
2. 行事食を一緒に用意する
ちらし寿司やハマグリのお吸い物、甘酒など、ひな祭りならではの料理があります。
父親が一品を担当するだけでも、家族の会話が広がります。
3. 子どもの写真や動画を残す
ひな壇の前での記念撮影は欠かせません。
「毎年同じ構図で撮る」と、成長の記録として後から見返した時に大きな価値になります。
わが家のひな祭り
わが家では、妻が中心となって雛人形を飾り付けます。
私は雛人形を出すときに手を貸し、当日の料理ではちらし寿司の盛り付けを担当。
また、子どもたちの写真を撮る「カメラマン」として活躍しました。
子どもたちは「お父さんも一緒にやってくれた」と喜んでおり、単なる行事以上の家族イベントになったと感じます。
父親が関わるメリット
- 子どもが「行事は家族みんなで楽しむもの」と理解する
- 母親の負担が減り、夫婦のバランスが取れる
- 写真や記録が残り、子どもの思い出が豊かになる
父親が主体的に関わることで、ひな祭りが「母と娘の行事」から「家族全体の行事」へと広がります。
まとめ
ひな祭りにおける父親の役割は、特別なことではなく「一緒に関わる姿勢」を持つこと。
雛人形を出す、料理を少し手伝う、写真を撮る ― それだけで十分です。
行事を通じて子どもの成長を祝い、家族の思い出を積み重ねていく。
ひな祭りは父親にとっても、家族の絆を深める大切な時間になると実感しました。

